みなさん、こんにちは!主査のMです。
最近、開発の現場で「Claude Code」を使い倒しています。指示一つで複数のディレクトリを横断してコードを書き換えてくれるその姿は、まさに頼れる相棒といった感じです。
しかし先日、少しショックな出来事がありました。
2ヶ月前にガッツリやり取りしていたセッションにアクセスしようとしたら、当時のコンテキスト(文脈)がきれいに消失していたんです。
「あんなに詳しく指示したのに…」「あの時の議論はどこへ…」
結局、手元に残したドキュメントとコードから記憶を呼び起こして継続しましたが、この「AIの物忘れ」問題、なんとかしたいですよね。
どこで何をしたか、AIに覚えておいてほしい
今は複数のプロジェクトを並行して進めています。どのディレクトリで、どのAIと、何を話して、どこまで実装したか。自分の記憶を頼りにディレクトリを移動しているうちはいいですが、プロジェクトが増えてくるとそろそろ限界が見えてきました。
そこで今回、本格的に取り組もうと決めたのが「エージェント型AI」による外部メモリの構築です。
以前、「Claude-mem」というツールで似たような試みをしたことがありました。ただ、その時はアクティビティモニタ上で関連プログラムが暴れ出し、マシンが悲鳴を上げて挫折してしまった苦い経験があります。
でも、今の私には強い味方がいます。そう、Obsidian です。
今回の作戦:ObsidianをAIの「外付け脳」にする
今回の計画は、AIに「自分で考えて、Obsidianに記録・参照しに行かせる」というものです。
- 1. 集約: 全プロジェクトのログを一つのObsidian Vaultに集める(どこで作業しても情報が分散しない)
- 2. 連携: MCP(Model Context Protocol)でAIにObsidianを触らせる(AIが自律的に過去の経緯を読み書きできる)
- 3. 習慣: 作業終了時に必ず「AIに要約させて保存」を徹底する(セッションが消えても、Obsidianから復元可能)
複数のマシンでClaude Codeを走らせていても、情報は常に「本尊」であるObsidianに還ってくる。これこそが、私が理想とする「エージェント」の第一歩です。
学んだこと:AIを賢くするより、環境を整える
これまでは「AIがいかに賢いか」「どれだけプロンプトで制御できるか」ばかりを気にしていました。
でも、今回の一件で気づいたのは、「AIが動きやすい環境(コンテキストの置き場所)を人間がデザインすること」の大切さです。
AIは優秀ですが、放っておくとすぐに忘れてしまいます。だからこそ、人間が「外付けの脳」を用意してあげて、そこへのアクセス権を与える。これこそが、単なる「便利なチャット」から「頼れるエージェント」へと進化させる鍵なのではないかと感じています。
まとめ:エージェント化への挑戦、始まります!
「あの時のセッション、どこだっけ?」と探す時間をゼロにしたい。
その一心で、これからObsidianとMCPを駆使した環境構築に本気で取り組んでみます。
設定の過程でまたマシンが重くなって大苦戦するかもしれませんが(笑)、その試行錯誤もまた、このブログで共有できればと思います。
皆さんは、AIの「物忘れ」対策、どうされていますか?




