みなさん、こんにちは!主査のMです。
社内勉強会の一環で、Tinkercadを使った3Dプリンタ出力にチャレンジしています。ドアストッパーみたいな簡単な形状を出力して、TPU素材の感触を確かめたり。
そんな中、ふと思ったんです。「これ、AIにやらせたらどうなるんだろう?」
対話だけで形が生まれた!
Claudeに「TPU素材で、デスク用のケーブルホルダーを作りたい」と伝えてみました。いくつかアイデアが返ってきて、「猫型がかわいいな」と答えたら、OpenSCADのコードがそのまま出てきたんです!
あとは会話のラリーです。
- 「HDMIも挿したいんだけど」→ 穴が大きくなる
- 「後ろからスライドで入れられる?」→ スリットが追加される
- 「猫の顔がぼんやりしてる」→ 鼻と口とひげが前に出てくる
CADを触ったのは、最後にSTLを書き出すときだけ。30分くらいの会話で、3Dプリントできるデータが完成しちゃいました!(まだ造形の工夫の余地はありありですが…↓)

ワークフローはこんな感じ
| ステップ | やったこと | 所要時間 |
|---|---|---|
| 1 | Claudeにアイデア相談 | 5分 |
| 2 | OpenSCADコード生成 | 即座 |
| 3 | 対話で仕様調整 | 20分 |
| 4 | STLエクスポート | 2分 |
| 5 | Tinkercadで確認 | 3分 |
合計約30分、CAD操作ほぼゼロ!
あれ、これ見たことある構図だ
音楽、絵、映像、文章——AIが「作れる」ようになったものは増えていますよね。
今回、同じことが「立体物」でも起きました。
しかも3Dプリンタはもう数万円で買える時代です。つまり——
「思いついたもの」を「言葉で伝える」だけで「手に取れるもの」になる。
このループが、個人で完結するようになっているんです!
「誰でも作れる」が広がるとどうなる?
ちょっと考えてみました。
- 子どもが「こんなの欲しい」と言ったら、その日のうちに形になる
- 壊れた部品をスキャンして複製できる
- 手に合わないグリップを自分専用に作り直せる
「作れる人」と「作れない人」の境界線が、また一つ溶けた感じがします。
一方で、こんな疑問も浮かびました。プロの3Dモデラーや造形師は、これから何を提供するんだろう?
たぶん「誰でも作れる」と「プロが作る価値」は別のレイヤーで共存するんでしょうね。スマホで誰でも写真が撮れる時代に、プロのカメラマンがいるように。
学んだこと:結局、人間は何をするのか
以前、「AIはプロンプト通りに動くのに、人間の生産性はなぜ安定しないのか」という記事を書きました。そこで考えたのは、律する対象はAIではなく自分自身だということ。
今回の体験で、また一つ視点が増えました。
AIに仕事を任せるほど、「何を任せないか」の判断が難しくなる。MCPでブラウザもExcelも操作できるようになった今、技術的には「全部任せる」に近づいています。
でも実際には、任せてはいけない部分がある。その線引きは、AIではなく人間がやる仕事なんですよね。
まとめ:AIで3Dモデル、意外とアリ!
皆さんも「CADは難しそう…」と思っていたら、まずはAIに相談してみてはいかがでしょうか?意外と形になりますし、制作意欲が湧くこと請け合いですよ!




