2026.01.26
coolied
学びの記録 & 技術深堀り

デザインの立ち位置

こんにちは。
デザイナーのhです。

これまでは、技術の深掘りや実装寄りのテーマでブログを書くことが多かったのですが、
今回より少し肩の力を抜いて、フリーな視点でも書いてみたいと思います。

〜阿部寛のホームページから考える、デザインの立ち位置 について〜

Webの世界では、
「作り込まれていないのに、なぜか長く使われ続けているサイト」があります。
機能的にはシンプルで、見た目も決して今風ではない。
それでも役割をきちんと果たしているサイトです。

例えば、阿部寛のホームページ。

とてもシンプルな構成ですが、
あのホームページが続いている理由は「デザインが優れているから」ではないと思っています。

もともとファンが作ったサイトであること。
ここに、あのサイトの価値があります。

「どう見せるか」よりも
「ファンとして何が知りたいか」。

その視点で作られているから、情報は分かりやすく、迷わない。
結果として、形を大きく変えなくても今も使われ続けている。

デザイナー目線で見れば、手を入れたくなる部分はあります。
でもあのサイトでは、デザインが前に出ないこと自体が正解だった。

作り込むことだけが、デザインではない。
引くこと、主役を譲ることも、立派なデザイン。

阿部寛のホームページは、
そんな当たり前だけど忘れがちな感覚を、そっと思い出させてくれます。