こんにちは。
デザイナーのhです。
これまでは、技術の深掘りや実装寄りのテーマでブログを書くことが多かったのですが、
今回より少し肩の力を抜いて、フリーな視点でも書いてみたいと思います。
〜阿部寛のホームページから考える、デザインの立ち位置 について〜
Webの世界では、
「作り込まれていないのに、なぜか長く使われ続けているサイト」があります。
機能的にはシンプルで、見た目も決して今風ではない。
それでも役割をきちんと果たしているサイトです。
例えば、阿部寛のホームページ。
とてもシンプルな構成ですが、
あのホームページが続いている理由は「デザインが優れているから」ではないと思っています。
もともとファンが作ったサイトであること。
ここに、あのサイトの価値があります。
「どう見せるか」よりも
「ファンとして何が知りたいか」。
その視点で作られているから、情報は分かりやすく、迷わない。
結果として、形を大きく変えなくても今も使われ続けている。
デザイナー目線で見れば、手を入れたくなる部分はあります。
でもあのサイトでは、デザインが前に出ないこと自体が正解だった。
作り込むことだけが、デザインではない。
引くこと、主役を譲ることも、立派なデザイン。
阿部寛のホームページは、
そんな当たり前だけど忘れがちな感覚を、そっと思い出させてくれます。




