2024.09.13
coolied
チーフのささやき、成功の予感

AIコーディング

こんにちは、チーフのOです。

私は「基本情報技術者試験」の学習とともに、AIを使ったコーディングにも取り組んでいます。
今回は、自社製品の「Coolied-AI-5」を使用して実務でコーディングを行っている事例を紹介します。

Coolied-AI-5を使った実務でのコーディング
私自身、プログラミングの経験は全くと言っていいほどありません。
しかし、Coolied-AI-5を社内利用するようになってから、自分自身でプログラムを編集し、システムの改修や保守を行うことができるようになりました。
昨年まで全くできなかったことができるようになっているわけなので、これはもう革命が起きたと思っているくらいすごいことです。

実際の作業例
1.追加機能の依頼
お客様から、既存システムへの新しい機能の追加を依頼されました。

2.コードの抜き出しとプロンプト入力
まず、機能を実装する部分のコードを抜き出し、Coolied-AI-5のプロンプト(質問を記入するところ)にコピペします。
そして、「こういう機能を実装したい」という要望をできるだけ詳細に記入します。
使用する中で実感した事ですが、精度の高い回答を得るには、機能に関連するコードをいかにピンポイントで絞り込むか&網羅して伝えられるかが重要です。
その為、コードを読む力はある程度必要です。
最初はコードがほとんど読めず、関係ないコードを貼り付けてわけのわからない回答が返ってきてしまうこともありました。
しかし、何度も繰り返すうちにコードの理解度が高まり、必要な範囲を正確に絞り込むことができるようになってきました。

3.回答されたコードの実装
Coolied-AI-5から回答されたコードを実際のプログラムに転記し、動作を確認します。

4.エラー対応
1度の質問では正確な回答は得られません。
エラーが発生した場合、その内容をCoolied-AI-5に伝えて再回答を求めます。
追い質問でどんどん核心に迫っていけるというのが、AIの有難いところです。
また、Coolied-AI-5は複数のLLMを切り替えることができるので、GPT-4への質問で行き詰ったら、Claudeに聞くという事も可能。
複数のLLMを使い分けることで、より精度の高い回答を得ることができます。

5.反復作業
この「コードの実装→エラー対応」を何度も繰り返すことで、ついに希望通りの機能を実装することができました!
自分自身で作成したコード(9割AIの力だけど)が希望通りに動いた瞬間は、本当に嬉しいものです。

結論
■ AIコーディングで、プログラミングの門戸が広がる
プログラミングの知識が浅くても、AIを活用することで実務レベルのコーディングが可能です。

■プログラミング学習の新しい形
今後のプログラミング学習では、プログラミング言語そのものの学習は不要になると感じています。
ただし、知識ゼロで思い描いた通りのシステムを作るというのは、限界があるでしょう。
システムの構造やアルゴリズムに関する理解が重要になってくると思います。(ただ、その勉強もAIが先生となって助けてくれます!)

AIの導入により、プログラミングのハードルが大幅に下がり、誰でも簡単にシステム開発に携わることができる時代が到来しています。
ただし、AIは自分自身の知識やスキルを拡張してくれるツールです。
ベースとなる知識がないよりは、あった方が拡張の可能性は無限大に広がっていくことを、私自身使用する中で実感しています。

AIで業務の可能性を広げつつ、自分自身の知識やスキルアップにも引き続き取り組んでいきたいです。

そしてぜひ、皆さんもCoolied-AI-5を活用して、未来のコーディングを体験してみて頂きたいです。